昆布の種類

■日高昆布
三石昆布ともよばれ、コクのある出しがとれ早く煮上がります。
オールマイティーなだし昆布として全国的に認知されています。
昆布巻きや結び昆布として煮物にも使われます。
■利尻昆布
かすかに甘く澄んだ香りの良いだしがとれる高級昆布です。
主に関西方面高級料亭等で使われています。
京風料理やすまし汁にどうぞ。
■真昆布
上品な風味と甘み、澄んだだしがとれる高級昆布です。
肉厚なので高級佃煮として角切りや塩昆布、
おぼろ昆布に使われます。
■羅臼昆布
味が濃く香りの良い濃厚なだしがとれる高級昆布です。
口当たりがよく、細く切ってそのまま食べても美味です。
■長昆布
だしはほのかな甘みがあり、主に煮物や佃煮、
結び昆布として使われます。
■細目昆布
粘りが強くとろろ昆布、きざみ昆布、漬物など
主に加工用昆布として使われます。
流失してしまうので1年目の夏に採取します。

弊社の日高だしは厳選された上浜だし昆布を使用しております。(上浜ー井寒台、冬島、近笛etc)(並浜ー岬etc)

名称 採取時期 特徴
棹前(さおまえ)昆布 5月1日から通常の採取期日(7月10日~
7月20日ごろ)までに採取される2年生の昆布。
釧路、根室地方でとれる採取の早いものを棹前昆布と言う。
柔らかく舌触りが良い。早く煮えやすいので惣菜用昆布に使われる。
夏採(走) 解禁日(7月10日~7月20日頃)から
9月10日前後までに採取した昆布。
棹前昆布よりも採取時期が遅れる事によって肉厚な昆布に仕上がる。
(全体採取量の約80%を占める)
秋採「后(ご)」昆布 9月10日前後より終漁期までに採取した昆布。 産卵まえの昆布になるので、煮えにくい。主に加工用昆布になる。
拾い昆布 時化などで海岸に漂着した成昆布。 色や味が肉厚は夏採に劣る。主に加工用昆布になる。
水昆布 1年生の昆布。 昆布が成熟していない為、肉厚もなくほとんどだしもとれません。
地域によっては早煮昆布、すき昆布等、惣菜用昆布に使われる。

昆布加工の歴史

江戸時代の徳川幕府による蝦夷地(北海道)開拓以来昆布の採取が盛んになり、近江商人による北前船を使った商取引が始まりました。
北海道~日本海~北陸~琵琶湖~京都~大阪のルートと日本海沿岸を通り下関から瀬戸内海を通って淀川を上り、大阪まで運ぶルートとを合わせて昆布ロードと呼ばれるようになりました。
昆布ロードはその後、江戸や九州にまで伸びました。そして薩摩藩により琉球大国を中継地点として清(中国)にまで伸びていきました。

北前船は、大阪の木綿、雑貨品、四国の塩などを積み、北陸や東北の各港に立ち寄り土地各々の産物と交換し松前(北海道)に戻っていきます。

特に主な経由地である富山、大阪で昆布の加工が盛んになっていきました。

おぼろ昆布の加工には専門の特殊な包丁が使われます。
弊社、創業地でもある大阪、堺市は包丁の町としても知られ、昆布加工が盛んになった要因の一つでもあります。